MENU TEL

Blog記事一覧 > 未分類 > 酪酸菌(らくさんきん)

酪酸菌(らくさんきん)

2018.04.02 | Category: 未分類

この間、友人との飲み会で

あおい君・この間飲みすぎちゃって次の日ピーピーで参ったよ(笑)

佐藤くん・オレ、そ~ゆ~時、甘酒飲むと治っちゃうぞ、これ本当!

   昔、おふくろに教えてもらった!うちの家族はみんなそ~

   するぞ!

あおい君・甘酒飲むと下痢治るだ~?そんな話初めて聞いた!お前んとこ    

     だけだそんなの(爆笑)

・おっ!実はそ~なんだよ!酒粕、梅干、納豆、くさや、ヨーグルト

  味噌等の発酵食品には酪酸菌(らくさんきん)って菌が入っていて

  大腸からの水分を吸収する役目がある。しかも大腸そのもの栄養素

  でもあるんだ。ビフィズス菌や乳酸菌って聞いたことあるだろ!

  難しい名前だけど クロストリジウムの一種、酪酸菌、

  プロピオン酸 酢酸 こいつらが短鎖脂肪酸と言って発酵物質を

  作って直接病原菌を殺すことは無いが、腸の中のPHを下げて

  酸性な状態にしてる。菌が体内に入っても菌の活動や増殖を

  抑えてくれるんだ。その為病原菌は体の中に入っても仕事が出来ず

  身体の外に出ていく。腐敗菌の増殖も抑えられて抵抗力もつくんだ。

  酪酸菌は病原菌の抑制だけではなくて、直接癌細胞の中に入り込んで

  癌細胞の増殖をストップさせ、癌が死ぬための遺伝子を発現させる働きを持っているスッゴイ奴!身体の抵抗力はこいつら

  短鎖脂肪酸が大腸内にギッシリ有るか無いかで決まる。

  アレルギー反応もそう!

佐藤くん・先生!アレルギーも大腸と関係してんの?

私・・その通り!むっちゃ関係してる!アレルゲンって知ってるか?

  アレルギー反応の元、アレルゲンが大腸の壁を通過してしまうとアレルギー反応するんだ。大腸の壁が短鎖脂肪酸でギッシリ厚い層を

  作っていると、アレルゲンはその壁を通過できないから、外に出ていくしかない。アトピーにも腸内細菌の活性化を狙って治療をしているところもある。それと、短鎖脂肪酸はダイエットにも大きく関係している。

  最近、熊〇曜〇さんがダイエットに酪酸菌を使ったCMをネットビジネスしてるよね!短鎖脂肪酸のプロピオン酸や酢酸は脂肪やコレステロールの合成を抑える働きがある。しかもカルシュウムの吸収を促進させる役目もある。いいところに目を付けたな!

  ダイエットと言えば、糖質制限と言ってご飯を食べない、炭水化物を食べない療法もあるが、一概にはOKとは言えない。日本人と西洋人の食物の違いは デンプン にある。デンプンの摂取量は明らかに日本人の方が多い。デンプンは大腸まで届き腸内細菌の餌となり酪酸菌などの短鎖脂肪酸を作るもとになる。米やイモ類はダイエットの目の敵にされるが、腸を丈夫にするためにも癌を防ぐためにも大切な役目をしている。

 

あおい君・短鎖脂肪酸って凄いんですね!

佐藤くん・お前のかーちゃん凄いな!

・経験的に家族代々連綿と継承してきたんだろうな。昔は下痢をした際重湯を飲ませた経緯もあるらしい。お腹にいいからという意味と

  デンプン自体が吸収が悪るく、大腸まで届き酪酸たちの栄養素になって腸内細菌の増殖を手助けしたんだな。

  それと、第二次世界大戦で 梅干を 持っていった部隊だけが赤痢に罹らなかった事実もある。

  日本食は素晴らしいね!まだまだ大腸と菌の活動や増殖の話をすると、きりがないし今日は止めて さ~一杯やるか!

あおい君・おね~さ~ん オレ 梅干し割 ちょ~だ~い!!

佐藤くん・俺も~~~!!

 

(少しは理解したようだな・・・)

当院へのアクセス情報

所在地〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西3-2-7-1F
電話番号045-841-0535
駐車場なし
休診日日曜・祭日・土曜午後
研修会日